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弥栄!弥栄!



トークショーの時にしゃべりきらなかった弥栄の感想を抜粋したものをさらに絞ったやつです もうみんな好きじゃん?なところは飛ばす キリがないので…

完全にただの早口オタクの脳直感想なので勘弁してください ネタバレし放題 公式とは関係ありません マジ卍




p.18 l.6〜p.19 l.2

チーは雪哉のことを“垂氷の”家族ではなく“北家の”雪哉として見ている、という描写が初めて出てくる(多分…)

梓馬雉本人たちが生まれはどうあれ雪哉は自分たちの家族だと、自分たちの手で確実に築いてきていたのに 少しずつ「あ、違うのかもな」という思いがじわじわ頭を擡げてくるわけ それはこの局面雪哉にとっては北家の者として振る舞った方が都合がいいからだけど今までならそんなことを周りに思わせないように上手いこと動いていたような男よ

それがこんな初っ端からぜんぶ示唆してくる おい…… 崩壊の始まりです

それに対する茂さんの「やっぱり、自分の兄ちゃんが教官ってのは〜」 え?!?!「やっぱり」…!!!??茂さん雪哉の北の血がどうとかそんなことチラとも考えてないんだわ〜!!超越してくるんですよ我々を 茂丸という男は…


p.48 l.7

ここからのスピード感最高 わたしも禁門に変事あり!って叫びたい


p.65

鼻血 いい


p.108 l.11

このあたりの潤天と奈月彦の会話一連はヒトならざるもの好きには大歓喜なんですけどそれはあえて置いときます みんな好きじゃん?

「本当に恐ろしいものは目に見える暴力ではなく、脅威であるという自覚すら出来ない忘却だ」

この一文はかなり深くて、ヒトならざる自分たちが持つ力の保持・喪失を司る「自己認識」 そいつを他に委ねるなっていう意味であるけどちょっと視点を移すとこれって現代人間界のあらゆる差別問題のことも指摘しているのでは?と感ぜられた

様々な分野のマジョリティにより様々な差別迫害を受けてきたマイノリティにとって、それは質量を伴い分かりやすく「目に見える」かたちの“暴力”だったわけ それが今人種や性や思想や他にもありとあらゆる様々なマイノリティに対して、ようやく理解が進んできてかつてほどの“暴力”は減ってきたように思える

けどそれって本当のところはどうだろうか

社会の大多数に属して何事もなく生きていける者は自分の立ち位置を「マジョリティである」とはわざわざ認識しない だってそんなことする必要がある?ないでしょう 問題なく生きていけてしまうので

己の持つ力の 時には悪辣さを帯びてしまう強大な力を「力である」とすら考えないーーマイノリティにとっての「脅威」として存在していることを微塵も考えていないから、マイノリティにとって自らの言動の何が刃になるか「自覚」すらできないでいる その恐ろしさ傲慢さを認識して力のありようをかえりみることができるタイミングとしてこの一文がぶち込まれたのではないか

そしてこのマイノリティ・マジョリティの構造はそのまま八咫烏と猿にも当てはまることができるのではないかという深読みオタクの妄想

猿たちは“暴力”を“暴力”と認識できないままに「忘却」した八咫烏から、幾年もの永きにわたってその「脅威」を受けてきた

「忘却」によって翼下の子を守り栄えた金烏が、忘却したあらゆるものからついにしっぺ返しを受けている 楽しいじゃないか


p.113 l.8

テテテテンカイシュー!!!!???茂さん囀喙集って書けないの!!!????!???!クウ〜〜〜〜〜〜ッ………………………………あんだけ叩き込まれたのに(見たのか?いえ見てません)もう忘れてる〜〜……


p.117 l.10

兵法的には理に適っているんだけどな〜 ……

この巻は他にもいろんな兵法の元の戦略が見えてとっても楽しいのであった 勁草院生でもないのに兵術の勉強してる


p.120 l.10「女はすっこんでろ」

p.318 l.11「女は引っ込んでいろ」

この2つの“女”、意図するところが全く違くて最高ですね さすが僕たちの外道 滲み出ちゃう男尊女卑

てかこういう描写あると何も考えずなんでもかんでも作者自身の思想に結びつけるのやめてほしいわ 主の「子宮」発言も同じです

作品の 時代背景を 読み取れ


p.121 l.10

いい情景描写 夜とか雨というのは昔から心情表現の他に 別世界への入り口 として用いられることがある

今まで見ていた若宮夫婦の、軽やかで危なっかしく穏やかな、2人の美しい日々を見守る立場にいたものが「自分が側室になる」ことによってその均衡を破壊しなければいけなくなった 愛する2人の間に自分が異物としてある別世界への入り方が この「夜」「雨」であり(全身しっかり雨浴びてるし)無力さ愚かさを悔や いやさすがにオタクの妄想


p.124 l.1

いや上目遣い そうです菊野ちゃんは立ち姿がすらりと美しいそこそこ背の高いレディ 好き


p.130 l.1

そっくりそのまま返す


p.133 l.1〜2

あー噛み合ってない 泣いちゃう まだ分かってねえんだこいつ 馬鹿野郎だよお前は…

からのl.11 なんで死んだ?最高


p.145 l.1

そういうところじゃん あなたp.90 l.5でもすでに同じような表現あるね?勝手に主人を地獄に連れてくんじゃないよ そういうところじゃん

いいな いいな 神殺しっていいな 大好き


p.225 l.5

あんまり表情豊かで楽しげな空気されると騙されそうになっちゃう やめてほしい ところでこの男のあの仕草(癖?)、あの男に移ってるんだよな 根が似ているから…


p.285

意外と演技派なんですかね 緊急時なので羽林の僕も騙されやすい状況だったのかもしれないね…大げさな演技する翠寛先生…


p.230 l.8

は?


p.316

クソ外道極まってて推せる

慧眼ですね じゃあないんだよ


p.317 l.16

そうその通り 仕方ないのです 他の参謀も明留も玄哉も 金烏すら止められなかった

ただお前は死んだあの人のためにその選択肢を取るべきではなかった お前の 良いところ を無条件で分かってくれる人はもういないんだよ


p.319 l.13

このページからの洗脳演説最高に気持ち悪い!最高!!

「正義」とは、何です?


p.341 l.1〜2

まさしく

「烏」に「単」は「似合わない」であり、

「烏」は「主」を「選ばない」であり、

l.7 烏の行く末ーー滅亡を寿ぐ「弥栄」であるわけよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!この…この回収すごい本当に このタイトルに決めてくれてありがとう文藝春秋 これで論文書ける

『黄金』から大猿が登場したのではなくて、初めのはじめから、ずっとそこにいたのだった わたしたちが認識をしないだけで ああなんて美しい


p.346 l.12

すぐ地獄連れてこうとする〜


p.347 l.3

この一文意味を取りかねている方向け いちオタクの深読みでしかないのであんまり当てにしないで 別の読み解き方もある

「ーー彼は、“雪哉”のために、」とすると分かりやすくなりそう

外界暦でいう1995年になるまでの100年間、何らかの契機に雪哉のように大猿殲滅を指揮する立場になり得た者がいたかもしれない

そして那律彦が命を賭して一族を護るために放棄した神域のすべてと、景樹が生涯をかけて秘匿した八咫烏と大猿との因縁に気づいてしまう者がいたかもしれない

この順番はまあどっちだっていい 正しくあると信じてきた歴史が 憎むに値する敵が すべての祝福を受けるべき長の存在が なにもかも先祖の行いによって引き起こしたものだったと知ったとき どうなる?

であれば 最初からなかったことにすればいい

誰も知らず「そう」だと自覚しなければ、無いのと同じである

今回たまたま 全てかつての友を殺し、全て知ってしまったのがこの時代に生まれて外界暦1995年の雪哉だっただけ

雪哉と同じような立場になり得た全ての者を含んだ「雪哉 のための焚書」 ということかなと思っている 〜完〜


p.349 l.4

ここからの演説と唱和シリーズで一番気持ち悪くて本当に本当に最高の小説よな 新しい朝が来た 希望の朝だ 歴史はまたここから「作られる」んですね


p.360 l.3

「大事な親友で、大事な夫」の順番、これ分かりますか?しゃべり方によっては重要な事柄を後に持ってくる演出があるけど多分このときの浜木綿真摯に話すけどそんな重々しくなくていつもの軽やかなそれでいて静謐で慈愛に満ちた話し方なので「「「「大事な親友」」」」なんだわ 異論は認めます ていうかここ顎に手を添えている!!??!作中一の男前、桜の君 召し抱えられたい



は〜しゃべった いやこれはあの時間内では無理ですねふつうに あ〜いい本だ


文庫発売前、発売日には焼き鳥を食べたいんすよね〜と言ったら作者に外道!と言われました あんな男と一緒にしないでほしいわね

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